今後の上演作品
今後公演を予定している作品情報です。是非ご期待ください。
舞台「ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー」
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長年にわたり多くの熱狂的ファンを魅了してきた、神崎裕也氏原作の大ヒット漫画
「ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―」が、ついに初の舞台化を果たします。
警察組織の闇に立ち向かう二人の男の、宿命と復讐、そして揺るぎない絆を描いた本作。
過去にはテレビドラマ化もされ、話題を呼んだ本作が、今、新たな表現の場である“舞台”にて
生まれ変わります。
今回の舞台化では、漫画的な演出を強調した2.5次元的アプローチではなく、テレビドラマ版の世界観に近いリアルで重厚なストレートプレイとして上演。
物語の持つ緊張感と人間ドラマを、舞台ならではの臨場感と演技の力で描き出します。
主演・龍崎イクオ役には、繊細な感情の揺れを丁寧に表現し、舞台での存在感を着実に積み重ねてきた室龍太。
心に深い傷を抱えながらも明るさを装う、イクオの複雑な内面を等身大で演じます。
そして、もう一人の主人公・段野竜哉役には、舞台を中心に確かなキャリアを築き、鋭さと静けさを併せ持つ仲田博喜。
沈着冷静な中に激情を秘めた段野という役柄に、実直な芝居で深みを与えます。
脚本・演出は、物語性の高い舞台を数多く手がける林明寛が担当。
原作が持つ深いテーマとサスペンス性を、舞台ならではのリアルでエモーショナルな表現で描きます。
舞台「ウロボロス―警察ヲ裁クハ我ニアリ―」は、2025年10月に上演予定。
続報は、公式サイト・SNS等で順次発表してまいります。
どうぞご期待ください。
<あらすじ>
物語は、児童養護施設「まほろば」で育った二人の少年、龍崎イクオと段野竜哉(だんの たつや)を中心に進む。
幼い頃、彼らの心の支えであり、母のように慕っていた職員・結子先生が、目の前で何者かに殺されるという衝撃的な事件が起きる。
しかし、その事件は隠蔽された。
警察はまともに捜査をせず、報道もされず、あたかも最初から事件などなかったかのように処理された。
幼い二人には、その背後に巨大な権力と闇の存在があることだけがわかった。
「いつか大人になって、あの事件の真相を暴こう」
そう誓い合ったイクオと竜哉は、やがて全く違う道を歩み出す。
20年後。
表の世界で刑事となったイクオは、警視庁捜査一課の刑事として日々事件を追っていた。
一見、のんびりした間の抜けた男だが、その頭脳と観察眼、記憶力は鋭く、数々の難事件を解決していく。
一方、裏の世界に身を投じた竜哉は、関東の大手暴力団・松尾組の幹部として、裏社会での影響力を拡大していた。
冷酷で理性的な彼は、暴力団という立場を利用し、独自に情報を収集しながら、復讐の機会を狙っていた。
刑事とヤクザ――交わるはずのない二人は、実は密かに連携していた。
警察内部の腐敗を追い、結子先生を殺した犯人、そして事件を隠蔽した「金時計の男」を突き止めるために。
物語が進むにつれ、二人は事件の核心に迫ると同時に、警察組織の深い闇、そして国家レベルの隠蔽体制に触れていく。
彼らの周囲の人間も巻き込まれていき、誰が敵で誰が味方なのか分からないまま、
二人は己の信じる「正義」と「愛」のために戦い続ける。
彼らが復讐を遂げたとき、そこに待ち受けているのは「救い」か、それとも「破滅」か――。
<公演概要>
■作品名:舞台「ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー」
■日程:2025年10月24日(金)~11月3日(月祝)
■劇場:CBGKシブゲキ!!(東京都渋谷区)
■原作:神崎裕也(新潮社バンチコミックス刊)
■脚本・演出:林明寛
■出演者:室龍太 仲田博喜 / 伊藤萌々香 / 伊原農 海老原雄一郎 和成 北川尚弥 黒田篤臣 潮見洸太 瀬下尚人 瀬戸啓太 幸村吉也 百合沙
アンサンブル出演 加藤沙彩 仙波好基 結城琳久也
■主催:舞台「ウロボロスー警察ヲ裁クハ我ニアリー」製作委員会
